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完全に買い手市場となったエンジニア市場で転職した備忘録

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    1. #10PINNED

      まとめ

      • エンジニアの売り手市場は完全に終了して買い手市場にシフトしています
      • 低単価常駐案件とかならまだしも高単価フルリモートみたいなのは相当優秀じゃないともう無理
      • どうしてもリモートしたい人は正社員転換検討するかシード期くらいの立ち上げ初期のスタートアップに潜り込むのは可能性あるかもしれない
      • Findyさんが紹介してくれていたような案件はミドルクラスくらいじゃ面談にもならない(と思う)
      • エージェントさんや営業さんの力量で面談決まったりするので複数エージェント登録はやはりしたほうが良いかもしれない
      • Findyさんのサクセス面談おすすめ
      • 職務経歴書の書き方、カジュアル面談に挑むマインドなど改めたほうがいい
      • もう努力しないで案件決まる時代は終わっているので努力しましょう
    2. #1

      https://jy-panda.com/scraps/scrap-62f411c4

      上記のスクラップでもいろいろ書いたが2026年現在エンジニアの転職市場、特にフリーランスの市場はかなり厳しいものとなっている。

      そんなことになっているとはつゆ知らず転職活動を始めてしまい大変苦労したのでその備忘録的なメモを残しておきます。

      Zennに書くような内容でもないかなと思いつつ、自分のブログで記事化するのもめんどくさく、スクラップにしてみたがスクラップでやっぱり便利すぎる。

    3. #2

      就活理由

      約2年勤めたスタートアップの企業で成長の鈍化を感じたため。同じプロダクトを一貫して担当してきたためプロダクトやドメイン、技術スタック的にも別のものを経験したくなった。

      また、クライアントワークだったためデプロイや不具合に関してはシビアだったし、機能実装に関してもクライアント都合のものが多かった。

      あとは、ここ1年くらいで急激にAIフル活用の方に舵を切っていて、正社員の方の労働強度がかなり上がったように感じる。

      日中はほとんどMTGで空いた時間でざっくりとした設計だったりタスク管理、リリース作業や不具合対応などを行っていた。

      実装タスクだけが業務委託メンバーに振られるようになり、なんならAIにやらせれば振るまでもないみたいな感じになっていた。

      幸い、長く勤めていた分、根強く残っている負債の解消などAIではまだえいやでやりきれないようなタスクを担当させてもらえたりすることは多かったので仕様整理やほかのメンバーとのコミュニケーションは多いほうだったように感じるがただ実装だけする業務委託の不要感はなんとなく漂っていたように思う。

      (だれもそんなこと思っていなかったとは思うが実態として「おれらいらなくね?」みたいに思ってしまうくらいの雰囲気ではあったように思う。)

      まとめると以下

      • 成長を感じれなくなった
      • 実装だけする業務委託としてここにいても時間の無駄に感じるようになった

      新しい環境でプロダクトにもう少し近い距離でチームメンバーと開発したくなったのである。

    4. #3

      今思えば、多少引き止めとかを期待した部分もあったけどかなりあっさりというか更新月前に契約解除となったのだが、企業的には早く切りたかったのかなとかも思う。

    5. #4

      就活結果

      書いて良いのかわからないけど書いておく。参考までに

      使用したエージェント、転職サイト

      • Findy
      • Findy フリーランス
      • リモグ(ラシック)
      • リモグ(正社員)
      • Flexy(サーキュレーション)
      • ギークス
      • ココナラテック
      • Pebank
      • Midworks
      • ITプロパートナーズ
      • Offers
      • Wantedly
      • ラプラス
      • フォークウェル
      • YOUTRUST
      • 転職ドラフト
      • フリーランススタート
      • フリーランスHub
      • テックBiz

      最初は業務委託のみを探していたが途中から正社員にシフトした。業務委託は引き続き探していたので最終的に業務委託としてフリーランス継続となったがかなり厳しい状態だった。

      面談数、オファー

      • 正社員面接 9社 辞退4社 お見送り5社
      • 業務委託 面談 8社 オファー2社 お見送り6社

      結果的に2社からオファーをいただいたがかなり大変だった。期間としてはだいたい2ヶ月半くらい案件探しをしていたことになる。

    6. #5

      最初の1ヶ月

      思い出しながら書くのでとりあえず時系列順に。8月末で案件終了が決まったので8月あたまくらいから案件探しをスタートした。

      案件探しに関してはFindy(フリーランス)さんにお願いした。前回お世話になったので引き続き。条件としては以下。

      • フルリモート
      • フレックス(中抜け可)
      • 週4以下勤務
      • Go, TS
      • 単価80万
      • エンタメ、教育ドメイン

      結果として面談までいけたのは0件だった。水面下で動いてくださっていたと思うので実際にどのくらい応募したのかは不明。条件的に無理すぎるので探してもらえてなかった説もあるが真実はわからない。

      一応、言い訳しておくとこの時点で市場が厳しくなっているとか全然把握してなくて、前と同じ感じで1ヶ月くらいあれば決まるだろうくらいに思っていた。

      条件もドメイン以外は以前の条件のままである。

      リモートに関してはかなり減っている。これは出社回帰の影響だろう。大きいところもスタートアップも出社としているところがかなり多くなった。リモートの会社でも月1の全社会は必須みたいなところがかなり多かった。なんなら合宿やっているところもけっこうあった。

      フレックスはリモートokならだいたいセットでついてくるところが多かった。だいたいリモートフレックスとしているところは代表や役員クラスの人も子育て世代で社員にも子育て世代が多いという特徴があったかもしれない。

      このあと書くけど正社員の方で内製化推進のエンプラ系の企業もみてたけど、リモートとしているところも多かったけどこっちはフレックスとまではしていないみたいなところもけっこうあった。

      内製化系のエンプラ企業はエンジニア集めるのにスタートアップ企業のような働きやすい制度を導入してくれているところが多いが、そもそも本社の働き方を継承していたり影響受けたりしてたりはするのでさすがにフルフレックスとかを打ち出したりはできなかったのかなとかは思う。

      週4以下はほぼ無理。相当スキルや経歴が優れていないと無理。PdMとかPMとかのほうがこれは取りやすいと思う。エンジニアはほんとに厳しい。

      単価80万はリードクラスじゃないと無理。たまたまバブル期にこのくらいもらってしまったエンジニアで案件見つからない人は単価を下げたほうが良い。

      GO,TSはまだスタートアップ系の主流かなと思うのでここらへんの経験があるのはメリット。ただ、これらをメインで使っているスタートアップ会社さんはもう設計や意思決定ができるリードクラスのエンジニアしかたぶんもう取るつもりないので特筆した経歴のないわたしは見向きもされないと思っている。つまり、 Findyさんの市場ではかなり厳しい。

      ドメインは絞っている場合ではない。プロダクトにもっと関わりたくて自分の興味ありそうなドメインに絞ってみたがほんとに案件ないのでドメインは絞っている場合ではない。

      といった感じでかなり無理めな条件で案件探しをお願いしてしまったようだ。

    7. #6

      2ヶ月目(9月)

      さすがに次の案件が決まらず焦りだしてFindyさん以外のエージェントと面談しだす。

      Findyさんの前にお世話になったリモグ(ラシック)さんに最初にお願いした気がする。

      リモグさん以外にもいろいろ登録した気がするがたぶんこの月で2件の業務委託面談をした気がする。

      結果としては両方ともお見送りで、理由としては「技術、経験不足」とたぶん他の候補者の方に負けた。

      今思えば何の対策もせずに素のまま挑んだのでもしかしたらもっとやりようがあったかもしれない。

      とにかくこの月でようやく今のままでは業務委託を続けるのは難しいかもしれないと思い出した。

    8. #7

      3ヶ月目(10月)

      ぱったりとエージェントさんからの連絡が来なくなってしまったので正社員転職を並行して進めだす。

      正社員転職はFindyさんとラシックさんの2社だけにした。まず最初にFindyさんのサクセス面談をやったのだけどめちゃくちゃ良かったのでキャリア悩んでいる方は受けてみると良いと思う。

      担当者によるのかもしれないが今の市場の説明と転職活動の動き方や考え方、思考のサポートなど非常に丁寧にしていただきとても役に立った。

      とりあえずここでようやくエンジニア市場が完全に売り手市場から買い手市場に変化したということを知る。

      リモートの減少、柔軟な働き方や高単価はリードクラスの優秀な人に限られ、単価感も10万近く下がり、多くのフリーランスが同じ用に正社員転換を検討しているということを教えてもらった。

      また、スタートアップの上場条件が厳しくなりエンジニアの積極採用が昔ほどモチベーションがないという話は完全に初耳だったのでなるほどなとなった。

      これは完全に正社員転職にシフトしたほうが良い気持ちになったのでいろいろカジュアル面談の予定を入れまくった。

      主にスタートアップ、内製化・DX、受託の会社をみた。このとき、ちょうどFDEというワードがバズワードっぽくなってて一瞬ありかとも思ったがめちゃくちゃ要求が高いかそれ使い方あってるのか?みたいなFDEの求人しかなく、要件定義もまともにやったことないのにさすがにハードル高すぎるかとなって特に応募はしなかった。

      AIの進化をトリガーに受託や内製化が盛り上がっていそうな雰囲気を感じかなり興味を持っていたのだけど面談をするとそこまで盛り上がっている感じはせず、だいたい今まで外部に発注していた開発を徐々に内製化したいという内容で外部パートナーとの調整業務という感じがした。一方、老舗のメーカー企業がスタートアップみたいな技術スタックと働き方でAI全振りみたいなところもあって盛り上がっているところは盛り上がっていそう。

      ただ、それはDXや内製化の推進者次第のようなところがあるなという感想になった。

      受託はAI受託みたいなのがアツいのかなとか思ったけどそんなことはあんまりなく、あってもPython必須スキルになってたりして微妙に応募できなかった。

      あとはKDDIアジャイルセンターやしくみ製作所みたいなけっこう前からある柔軟な働き方できる系の受託企業もいくつか面談した。

      あんまり理解してなかったがこれらの企業はNTT dataや日立のようないわゆるSIerとは違い、企画の部分から開発、運用までやる。DX特化だったりデザイン特化の受託会社さんという感じでいろんな企業のシステムを開発したりするみたいだ。

      これらの企業は働き方がかなり柔軟な点は魅力的だったがいわゆる受託企業なので人月仕事感がどうしても拭えなく、そこら辺を見透かされたのか選考に進んでも全部お見送りとなった。理由はだいたい長く働いてくれるイメージがわかなかっただった。さすがに誰でもいいわけではないようだ。むむむ

      いろいろ考えてもうテクニカルセールスだったりFDEだったりコンサルだったりエンジニア職を離れたほうが今後のキャリア的に良いのか?とかも考えたけどそれはジョブホッパー的な考え出し、やりたいわけではないし、そこで得られる経験よりもやっぱり開発にちゃんと向き合ったほうが良いなとなったので結局事業会社志望になった。

      スタートアップの会社もいくつか面談したけどリモートの会社でも月1以上の出社や合宿があるところが多く、さすがに隔週出社や合宿がある企業は辞退した。

      やはり、オフラインで集まっての密なコミュニケーションを取ろうとしている会社が多い。あとgatherのようなバーチャルオフィス使っているところもけっこうあった。Discord繋ぎっぱなしという会社もあったな

      あと札幌の企業で出社の企業もいくつか受けた。北海道にきたらオフラインコミュニケーション取りたくてもリモートしかできないが札幌の企業なら出社できるので逆にありかとも思ったが、今の生活が育児でかなりいっぱいいっぱいなので出社にしたときの生活がどうしても大変そうすぎてこれも断念した。

      結局正社員もフルリモートのスタートアップに絞ることになった。

    9. #8

      10月はエージェント面談と正社員選考の面接やカジュアル面談、業務委託の方の面談もあったりしたのでかなり忙しかった。1日中ずっと面談している日が連日続く感じだった。

      自分のキャリアの方向性はAIとかなり密に壁打ちしてたのに加え、実際にカジュアル面談したりすることで日に日に考えがブラッシュアップされたのはこのタイミングで案件探しをしてよかった点かもしれない。

      とにかく、もうエンジニアが実装だけをする職種ではなくプロダクトに関わることは何でもやるマンになっている気がして何かエンジニアリング以外の経験を!と思ってしまっていたが、それは本末転倒なのでやっぱりエンジニアリングをしないとだめだなになったのと自分が思ってたよりも心が動くようなプロダクトというのはなく、仮に転職できたとしてもそのプロダクトに熱を持ち続けられるのか?とかその会社のメンバーの人と理想なチーム開発ができるのか?とか考えるとなかなか腰が重いなになったのが正社員転職の正直なところ。

      実際、家事、育児することを考えるとどうしても業務負荷的なものも気になってしまったし、将来的にこっちで何か事業をやりたいなと思ってたりもするので継続できるなら業務委託がいいなになったのが本音。

      でも全部で4社くらい働いてみたいかもっていう会社はあった。いずれも面談担当者の方がとてもいい人だったりチーム開発を大事にしているような会社だったりプロダクト思考が強そうな会社だった。

      結局働くとなると大事なのは「人」なのかもしれない。昔はGoが書けるかとかk8s使っている会社でマイクロサービス開発してみたいとかかなり技術ドリブンで会社選んでいたところがあるけどAIがコードを書く今それらはあまり意味のないものとなってしまった。

      じゃあ、コード以外の部分で何が経験できるのかという部分を大事にすべきなのかな?というのがあるけどこれはどこもまだ探り探りな感じだし本音を言うとそこまで前向きにはなれない。

      そうなると、結局楽しく開発できるかどうかみたいなところになってきて「人」が大事となる。

      新卒で入った営業会社では仕事はクソだけど人が良いから辞めないでいるとずっと言っていたが、一週回ってまたそこにたどり着いた。

      開発スキルがAIによって標準化され、学ぶ楽しみも昔より減った今、どれだけみんなで楽しく開発できるかが大事だよなというところに落ち着いた。

      「それが叶うなら正社員でも業務委託でもいいけどどちらかといえば業務委託がいい」

      が本音の方針となったところで業務委託の面談を正社員選考の合間に何件かねじ込めた。

    10. #9

      このねじ込んだ面談から無事オファーをもらえ今回の苦しい案件探しは終了となったのでした。

      これが決まらなかったら正社員の選考をもっと頑張ることとなっていたと思うので決まって良かった、ほんと感謝。

      面談ねじ込んでくれたのはFlexyの営業さんでこれはけっこうゴリ押してくれたようで本当に感謝しかない。オファーもらえた企業さんも技術不足は感じるがチーム思考とかを評価してもらえて即オファーくれた。

      まじ感謝。別のエージェントさん経由でもう1件オファーもらえたのだがそういう縁的なものを感じたので最初にオファーいただけた会社さんのオファーを受けることにした。

      あんまり技術スタックきにしてなかったというかほとんどアーキテクチャや開発フロー的な質問ばかりで実装の話にあまりならなかったので気づかなかったが次はKotlinをやるようだ。

      Kotlinはとても好きな言語で思い入れもあるのでとても楽しみだ。

      一旦はオファーをいただけた会社さんのプロダクト開発に全力投球してチャンスがあれば正社員転換を考えるか自分の事業のほうを大きくしたいなと思う。

      どっちになるかは正直そのときの熱量次第なのでわからない。
      ただ、熱量ある方を頑張りたい。

    11. #11

      おまけ

      この状況はいつまで続くのだろう。エージェントさんはみな今だけではなくしばらく続くだろうと言っていた。

      そんな気がするが今採用担当の人たちが忙しすぎる気がしている。市場が動きまくっている気がしているため。

      それもあるのかもしれないし関係ないかもしれないが悩むような人の場合、面談すらいかずに落とされるということになっていそう。

      そして、フリーランスがこぞって正社員に戻る。正社員エンジニアへの過度な期待値。(要件、設計、開発、運用、商談、QA)

      これに疲弊してエンジニアが離職してしまわないかなという不安がちょっとある。

      さらに、10月21日のようなセキュリティ対決のような業務がこれからずっと増え続ける。

      労働強度が増した一方、楽しみが半減したエンジニア職からみんな距離を置き始め、採用基準が高くなりすぎた結果エンジニアが足りないみたいなことにならないかなとかちょっと思わなくはない。

      業務委託の柔軟な働き方は忙しすぎる現代人にとても適したものと思っているため、フリーランスのエンジニアという選択肢は消えないでほしい。

      今後どうなっていくかわからないが開発をずっと楽しみたいし、ずっと学びを楽しみたい。が、それは必ずしも企業に属さなくてもいいのではという考えもある。

      何年か後、今よりも市場が良くなっていることを願うが悪くなっていても楽しめるように日々精進していきたいと思います。